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使わなくなったPCの賢い処分方法 ― 法人PC買取とリユースの最新動向

企業が日々の業務で使用するPCは、数年ごとに入れ替えが必要になります。OSのサポート終了、性能の陳腐化、従業員の退職など、様々な理由で使わなくなったPCが社内に蓄積されていくのが現実です。しかし、これらの不要PCをどう処分すべきか、明確な方針を持っている企業は意外と少ないのではないでしょうか。

従来は単に「廃棄する」という選択肢が主流でしたが、近年ではSDGsや環境経営への関心の高まりから、法人PC買取やリユースという新しい選択肢が注目されています。適切に処分することで、廃棄コストを削減できるだけでなく、資産として価値を回収し、さらには環境への配慮を示すことができます。

本記事では、企業が抱える不要PC処分の課題を整理し、法人PC買取とリユースの仕組みや最新動向を詳しく解説します。データ消去のセキュリティ対策から、買取業者の選定基準、実際の処分手順まで、IT担当者が知っておくべき実践的な情報を網羅しています。この記事を読むことで、使わなくなったPCを賢く処分し、コスト削減と環境責任を両立させる方法が理解できます。

多くの企業では、使わなくなったPCの処分が後回しにされがちです。保管スペースを圧迫し、管理工数を増やし、場合によっては情報漏えいのリスクを抱えることになります。ここでは、企業が直面する不要PC処分の課題を明らかにし、解決に向けた視点を整理します。

処分コストと手間が企業負担を増やす

不要PCの処分には、想像以上のコストと手間がかかります。単にゴミとして捨てるわけにはいかず、適切な手続きと費用が必要です。

保管スペース・管理工数の増加

使わなくなったPCを「いずれ処分する」と考えながら、倉庫や空きスペースに積み上げていませんか。台数が増えるほど保管場所を圧迫し、本来有効活用できるはずのスペースが無駄になります。特に、都市部のオフィスでは賃料が高く、保管スペースのコストは無視できません。

また、資産台帳上の管理も煩雑になります。使用中のPCと不要PCを区別し、棚卸しの際に確認する手間が発生します。担当者の作業時間が増え、本来の業務に支障をきたすケースも少なくありません。さらに、どのPCが使用可能で、どれが故障しているのか、情報の整理が追いつかなくなることもあります。

廃棄費用やデータ漏えい対策のコスト

PCを廃棄する際には、産業廃棄物としての処理費用が発生します。業者に委託する場合、1台あたり数千円から数万円のコストがかかることもあります。数十台、数百台となれば、処理費用だけで相当な金額になります。

さらに重要なのが、データ漏えい対策です。HDDやSSDに残されたデータを完全に消去するには、専用ソフトや物理破壊の設備が必要です。セキュリティ対策を怠ると、情報漏えいによる企業の信用失墜という取り返しのつかないリスクを抱えることになります。顧客情報や営業秘密が流出すれば、損害賠償や取引停止など、深刻な事態を招く可能性があります。

内部統制上の手続き・承認の煩雑さ

企業によっては、資産の廃棄に複雑な承認プロセスが設定されています。稟議書の作成、複数部門の承認、監査対応など、一連の手続きに多くの時間と労力がかかります。

特に上場企業や大企業では、内部統制の観点から厳格な手続きが求められます。これが処分を先延ばしにする要因となり、結果として不要PCが社内に溜まり続ける悪循環を生み出します。経理部門、総務部門、情報システム部門など、複数の部署との調整が必要となり、担当者の負担は増大します。

従来の「廃棄」から「再利用」への転換

近年、企業の不要PC処分に対する考え方が大きく変化しています。単に廃棄するのではなく、再利用を前提とした処分方法が主流になりつつあります。

SDGs・環境経営の高まりによる意識変化

SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが企業経営の重要課題となっています。特に、資源の有効活用や廃棄物削減は、多くの企業が注力する分野です。消費者や取引先からも、環境配慮への取り組みが厳しく評価される時代になっています。

PCのリユースは、環境負荷を減らしながら循環型社会の実現に貢献できる具体的な取り組みとして評価されています。投資家や取引先に対して、環境配慮の姿勢をアピールできます。また、従業員の環境意識向上にもつながり、企業文化の醸成にも貢献します。ESG投資の観点からも、環境への取り組みは企業価値を左右する重要な要素となっています。

再販・再資源化の仕組みが整う時代背景

中古PC市場の整備が進み、法人が使用していた機器を安全に再販できる仕組みが確立されてきました。データ消去の技術進化、認定事業者制度の普及により、セキュリティを確保しながら再販できる環境が整っています。

また、再資源化の技術も向上しています。PCに含まれる貴金属やレアメタルを効率的に回収し、新たな製品の原料として活用する仕組みが広がっています。金、銀、銅などの貴金属は、適切に回収すれば高い価値を持ちます。プラスチック部品も、リサイクル技術の進化により、再利用が進んでいます。

企業価値を高める「リユース対応」の意義

PCリユースに積極的に取り組む企業は、ステークホルダーから高い評価を受けています。環境報告書やサステナビリティレポートに実績を記載することで、企業の社会的責任を果たしている姿勢を示せます。

特に、ESG投資が重視される現代では、環境への配慮が企業価値を左右する要因となっています。PCリユースは、比較的容易に取り組める環境活動として注目されています。投資家や金融機関からの評価が高まり、資金調達の面でも有利になる可能性があります。また、優秀な人材の採用においても、環境意識の高い企業は魅力的に映ります。

PCを「資産」として最後まで活かす考え方

使わなくなったPCにも、まだ価値が残っています。廃棄物として処理するのではなく、資産として最後まで活用する視点が重要です。

廃棄前に見直すリマーケティングの選択肢

PCを廃棄する前に、リマーケティングの可能性を検討しましょう。中古市場では、法人向けの高性能PCに一定の需要があります。企業が使用していたPCは、個人向けの機種に比べて堅牢性が高く、ビジネス用途に適しているため、需要が安定しています。

特に、3年以内の機種や、人気の高いビジネスモデルは、予想以上の価格で買い取ってもらえるケースがあります。廃棄費用を払うどころか、収益を得られる可能性があるのです。ThinkPadやLet’s noteなど、法人向けブランドは中古市場でも高い評価を受けています。

買取・リユースで得られる経済的メリット

PC買取を活用することで、廃棄費用の削減だけでなく、収益の獲得が可能です。数十台規模の買取であれば、まとまった金額を回収できます。例えば、100台のPCを平均1台あたり1万円で買い取ってもらえれば、100万円の収益となります。

この収益は、新規PC購入の予算に充てることができます。実質的な入れ替えコストを大幅に削減できるため、財務部門からも評価される施策となります。限られた予算の中で、より高性能な機器を導入できる余地が生まれます。

情報管理と環境対応を両立させる戦略

PC買取やリユースを進める際に最も重要なのが、セキュリティの確保です。信頼できる業者を選び、データ消去証明書を取得することで、情報漏えいのリスクを回避できます。データ消去の実施記録を適切に保管することで、内部監査や外部監査にも対応できます。

同時に、環境への配慮も実現できます。適切なリユースにより、セキュリティと環境責任を両立させる戦略的な処分が可能になります。この両立こそが、現代の企業に求められる姿勢です。

法人PC買取とは ― 仕組みと導入メリット

法人PC買取は、企業が使用していたPCを専門業者が査定し、買い取るサービスです。ここでは、基本的な仕組みと、導入によって得られるメリットを詳しく解説します。

法人PC買取の基本的な流れ

法人PC買取には、一般的なプロセスがあります。流れを理解しておくことで、スムーズな取引が可能になります。

見積・査定から回収・入金までのプロセス

まず、買取業者に見積もりを依頼します。PCの型番、購入年、台数、状態などの情報を提供し、概算の査定額を受け取ります。多くの業者は、オンラインフォームやメールで簡単に見積もり依頼ができます。電話での相談も可能で、担当者が詳しく説明してくれます。

査定額に納得したら、PCの引き渡し日程を調整します。業者が現地に来て回収するか、企業側が発送するかを選択できます。実機確認後、最終的な買取価格が確定し、入金されます。通常、引き渡しから1〜2週間程度で入金が完了します。大量案件の場合は、複数回に分けて回収することも可能です。

データ消去・破壊証明書発行の重要性

法人PC買取で最も重視されるのが、データの完全消去です。業者は専用ソフトや物理破壊により、データを復元不可能な状態にします。米国国防総省の基準やNSA方式など、国際的に認められた高度な消去方法が使用されます。

作業完了後、データ消去証明書または破壊証明書が発行されます。この証明書には、消去方法、実施日時、対象機器のシリアル番号などが記載されます。証明書の取得により、法的リスクを軽減できます。個人情報保護法、マイナンバー法などへの対応として、証明書の保管は必須です。

再販・リユース市場での再流通プロセス

買い取られたPCは、状態に応じて再販されます。外観や動作に問題がない機器は、クリーニングと動作確認を経て、中古市場に流通します。リユースPCとして、中小企業や個人事業主、教育機関などに販売されます。

古い機種や動作不良のあるPCは、部品取りや資源回収に回されます。HDDやメモリなどのパーツは個別に再利用され、基板からは貴金属が回収されます。こうした再流通により、資源の有効活用が実現されます。最終的に廃棄せざるを得ない部分も、適切な処理が行われ、環境への影響を最小限に抑えます。

法人買取を導入する3つのメリット

法人PC買取には、企業にとって多くのメリットがあります。ここでは、特に重要な3つのポイントをご紹介します。

コスト削減と資産回収の両立

従来の廃棄では費用が発生するだけでしたが、買取では収益を得られます。廃棄費用がゼロになるだけでなく、買取金額を受け取れるため、実質的なコストメリットは非常に大きいものになります。

特に、大量のPCを一度に処分する場合、数十万円から数百万円の資金回収が可能なケースもあります。この資金を新規導入の予算に充てることで、財務負担を軽減できます。予算が限られている中小企業にとっては、特に大きなメリットとなります。

セキュリティと環境への責任を果たせる

信頼できる買取業者を選ぶことで、データ消去の安全性が担保されます。証明書の取得により、監査や内部統制にも対応できます。万が一、情報漏えいが疑われた場合でも、適切な処理を行った証拠を提示できます。

同時に、PCのリユースや再資源化により、環境負荷を削減できます。廃棄物の削減、CO₂排出量の低減など、環境報告書に記載できる具体的な成果を得られます。ステークホルダーに対して、環境配慮の実績を示すことができます。

リース終了・買い替えタイミングに最適化

リース契約が終了するタイミングや、一斉入れ替えの際に、買取を活用すると効率的です。新しいPCの導入と同時に古い機器を処分できるため、作業の手間を最小限に抑えられます。

また、リース会社によっては、買取業者との連携サービスを提供している場合もあります。こうしたサービスを利用することで、さらにスムーズな処分が可能になります。リース満了時の返却手続きと買取手続きを一本化できれば、担当者の負担が大幅に軽減されます。

買取を成功させるための事前準備

PC買取で高い評価を得るには、事前の準備が重要です。ここでは、具体的な準備項目をご紹介します。

資産情報・型番・数量のリスト化

買取に出すPCの情報を整理しましょう。型番、シリアル番号、購入年、OS、スペックなどをリスト化します。Excelなどで一覧表を作成しておくと、見積もり依頼がスムーズになります。CPUの種類、メモリ容量、ストレージの種類と容量なども記載しておくと、より正確な査定を受けられます。

資産台帳と照合し、廃棄対象の機器を明確にすることも重要です。誤って使用中のPCを混入させないよう、確実な確認作業が必要です。資産番号やシールの有無も確認しておきましょう。

付属品・ライセンス・保証書の有無確認

ACアダプター、ケーブル、マニュアルなどの付属品が揃っていると、査定額が上がります。可能な限り、購入時の状態に近づけることが望ましいです。元箱があれば、さらに評価が高まります。

ソフトウェアライセンスについても確認します。Office等のライセンスが譲渡可能であれば、その旨を業者に伝えることで、評価額の向上が期待できます。プロダクトキーやライセンスカードの有無も、査定に影響します。

見積比較と業者選定のポイント

複数の買取業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。価格だけでなく、データ消去の方法、証明書の発行体制、回収の柔軟性なども評価基準に含めます。

実績や評判も重要な判断材料です。第三者認証を取得している業者や、大手企業との取引実績がある業者は、信頼性が高いと判断できます。口コミやレビューも参考にしながら、慎重に選定しましょう。

PCリユース市場の拡大と最新動向

近年、PCリユース市場は急速に拡大しています。企業のコスト意識の高まりや、環境配慮の重要性が背景にあります。ここでは、リユース市場の最新動向を解説します。

法人リユース需要の拡大背景

法人向け中古PCの需要が増加している背景には、いくつかの要因があります。

リモートワーク・教育現場での中古PC需要

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが急速に普及しました。在宅勤務用の端末を短期間で大量に調達する必要が生じ、コストを抑えられる中古PCへの需要が高まりました。特に、緊急事態宣言下では、新品の供給が追いつかず、中古PCが重要な選択肢となりました。

また、教育現場でも一人一台端末の整備が進んでいます。GIGAスクール構想により、全国の小中学校で端末が必要となり、予算の制約から中古PCを選択する自治体も増えています。教育現場では、基本的な文書作成やインターネット閲覧が主な用途であるため、数年前の機種でも十分に対応できます。

企業のコスト削減意識と再利用志向

経済環境の変化により、企業はコスト削減への意識を強めています。新品PCの価格が上昇傾向にある中、性能十分な中古PCを選ぶ企業が増えています。半導体不足の影響で新品の納期が長期化したことも、中古PC需要を後押ししました。

特に、文書作成やメール、Web閲覧が中心の業務であれば、3〜5年前のPCでも十分に対応できます。必要なスペックを見極め、適切な機器を選ぶことで、大幅なコスト削減が可能です。中小企業やスタートアップ企業では、初期投資を抑えるために、積極的に中古PCを導入しています。

サステナビリティ経営との親和性

ESG経営やサステナビリティへの取り組みが企業評価の重要な要素となっています。PCリユースは、環境負荷削減の具体的な成果として示しやすい施策です。

投資家や取引先に対して、環境配慮の姿勢をアピールできます。また、従業員の環境意識向上にもつながり、企業文化の醸成にも貢献します。サステナビリティレポートに、PC調達におけるリユース率を記載する企業も増えています。

国内外で進むリユース・リサイクルの取り組み

PCリユースは、世界的な潮流となっています。各国で法制度が整備され、市場が拡大しています。

日本におけるリユース・リサイクル法制度

日本では、資源有効利用促進法や小型家電リサイクル法により、PCのリサイクルが推進されています。メーカーには回収・再資源化の義務が課されています。これらの法律により、PCを適切にリサイクルする仕組みが整備されてきました。

企業が廃棄するPCは産業廃棄物として扱われ、適切な処理が求められます。認定事業者を通じたリユース・リサイクルが推奨されており、法令遵守の観点からも重要です。廃棄物処理法に基づき、マニフェストの発行と保管も必要となります。

欧米のE-Waste対策とリマーケティング戦略

欧州では、WEEE指令(廃電気電子機器指令)により、電子機器の回収・リサイクルが義務付けられています。米国でも州ごとに規制があり、企業は適切な処分を求められます。カリフォルニア州やニューヨーク州では、特に厳格な規制が設けられています。

欧米企業の多くは、リマーケティング専門業者と提携し、使用済み機器の価値を最大化する戦略を採用しています。IT資産管理(ITAD)サービスの活用が一般的です。ITADサービスは、データ消去から買取、再販まで一貫して対応し、企業のリスクを軽減します。

グローバル市場での中古機器流通の最前線

中古PCは、グローバルに流通しています。先進国で使用された機器が、新興国に輸出され、再利用されるケースが増えています。アジア、アフリカ、南米などの地域では、中古PCへの需要が高く、国際的な市場が形成されています。

ただし、国際的な流通には、データ消去の徹底や、輸出規制への対応が必要です。信頼できる業者を選び、適切な手続きを踏むことが重要です。バーゼル条約など、国際的な規制にも留意する必要があります。

リユースにおけるセキュリティ確保の実践

PCリユースを進める上で、セキュリティの確保は最優先事項です。適切な対策により、安全なリユースが実現できます。

データ完全消去の義務化と技術進化

企業が保有するPCには、機密情報や個人情報が含まれています。これらを完全に消去することは、法的にも実務的にも必須です。個人情報保護法では、個人情報を含む機器を廃棄する際、復元不可能な措置を講じることが求められています。

データ消去技術は進化しており、米国国防総省の基準(DoD 5220.22-M)やNSA方式など、高度な消去方法が利用可能です。専用ソフトウェアにより、復元不可能なレベルまでデータを上書きします。SSDについても、専用の消去方法が開発されており、安全な消去が可能になっています。

認定事業者による安心の処理体制

データ消去を行う業者は、適切な認証を取得していることが望ましいです。ISMS認証(ISO27001)やプライバシーマーク、ADEC(データ適正消去実行証明協議会)の認定などが、信頼性の指標となります。

こうした認定を受けた業者は、標準化された手順でデータ消去を実施し、確実な証明書を発行します。作業の品質が担保され、企業は安心して処分を任せられます。

再販後トレーサビリティ(追跡管理)の重要性

買い取られたPCがどこに流通したかを追跡できる仕組みも重要です。万が一、データ漏えいが疑われた際に、流通経路を確認できる体制があると安心です。

優良な買取業者は、再販先の記録を保持し、必要に応じて情報提供できる体制を整えています。契約時に、こうした体制を確認しておきましょう。シリアル番号による追跡管理システムを導入している業者もあります。

安全かつ効率的にPCを処分する手順

PC処分を安全かつ効率的に進めるには、適切な手順を踏むことが重要です。ここでは、具体的なプロセスを解説します。

データ消去・破壊プロセスの選び方

データ消去には複数の方法があり、状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。

論理消去・物理破壊の違いと適用ケース

論理消去は、専用ソフトウェアを使ってデータを上書きする方法です。HDDやSSDの内容を複数回上書きすることで、データの復元を困難にします。機器を再利用する場合に適しています。コストも比較的抑えられ、環境負荷も少ない方法です。

物理破壊は、HDDやSSDを物理的に破壊する方法です。穴を開けたり、粉砕したりすることで、完全にデータを読み取れなくします。最高レベルのセキュリティが求められる場合や、再利用の予定がない場合に選択します。機密性の高い情報を扱う企業では、物理破壊を選択するケースが多くなっています。

データ消去証明書の法的・実務的意義

データ消去証明書は、消去作業が適切に実施されたことを証明する重要な書類です。個人情報保護法やマイナンバー法への対応として必要です。監査の際には、必ず確認される書類の一つです。

証明書には、消去対象機器のシリアル番号、消去方法、実施日時、担当者などが記載されます。監査や内部統制の際に提示を求められるため、適切に保管する必要があります。デジタルデータとして保管し、検索しやすい状態にしておくことが推奨されます。

監査対応を見据えた記録保持の必要性

企業によっては、資産廃棄の記録を一定期間保持することが求められます。内部監査や外部監査に備え、消去証明書や処分記録を体系的に管理しましょう。

デジタル化して保管することで、検索性が向上し、必要時に迅速に提示できます。保管期間は、法令や社内規程に従って設定します。一般的には、5年から7年の保管が推奨されています。

回収・搬出時のセキュリティ対策

PCを業者に引き渡す際にも、セキュリティ対策が必要です。輸送中のリスクを最小限に抑える工夫が求められます。

輸送時の盗難・紛失リスクを防ぐ手順

PCを輸送する際は、梱包を厳重にし、外部から中身が分からないようにします。配送伝票には「PC」などの記載を避け、内容物を特定されないよう配慮します。「精密機器」や「OA機器」などの表記にとどめることが望ましいです。

信頼できる運送業者を選び、追跡可能な配送方法を利用します。保険をかけることで、万が一の紛失や破損にも備えられます。高価な機器や機密性の高い情報を含む場合は、必ず保険を付けましょう。

社内担当者が確認すべき安全管理項目

回収作業に立ち会い、対象機器が正しく引き渡されたことを確認します。リストと照合し、台数や型番に間違いがないかチェックします。引き渡し時には、受領書や引き渡し証明書を受け取り、記録として保管します。

業者の身分証明書や、車両の情報も確認しましょう。不審な点があれば、作業を中止し、契約先に確認することが重要です。事前に業者の担当者名や車両番号を確認しておくと安心です。

複数拠点での回収をスムーズに行うコツ

複数の事業所からPCを回収する場合、各拠点での作業を調整する必要があります。事前に回収日程を共有し、各拠点の担当者に準備を依頼します。統一したチェックリストを用意し、全拠点で同じ手順を踏むことが重要です。

業者によっては、全国対応が可能な場合もあります。一括で複数拠点の回収を依頼できる業者を選ぶことで、管理の手間を削減できます。進捗状況を一元管理できるシステムがあれば、さらに効率的です。

トラブルを防ぐ業者選びの基準

適切な業者を選ぶことが、安全なPC処分の鍵となります。以下の基準で業者を評価しましょう。

産業廃棄物収集運搬許可・古物商許可の確認

PCを回収・処分する業者は、産業廃棄物収集運搬業の許可を持っている必要があります。また、買取を行う場合は、古物商許可も必要です。これらは、法律で定められた必須の許可です。

これらの許可を持たない業者との取引は、法的リスクを伴います。契約前に、必ず許可証の提示を求め、有効期限を確認しましょう。許可証のコピーを受け取り、記録として保管することも重要です。

見積・査定条件の透明性を確認する

見積もり時に提示された条件と、実際の取引条件に差がないか確認します。減額の基準、追加費用の有無、キャンセル時の対応などを明確にします。曖昧な条件のまま進めると、後でトラブルになる可能性があります。

書面での契約を結び、口頭での約束に頼らないようにします。契約書には、買取価格、データ消去方法、証明書発行、入金時期などを明記します。契約内容は、関係部署と共有しておくことも重要です。

買取・リユース・廃棄を一括対応できる業者の強み

買取、リユース、廃棄のすべてに対応できる業者を選ぶと便利です。価値のある機器は買取、古い機器は廃棄と、柔軟な対応が可能になります。一つの業者で完結できれば、手続きが簡素化されます。

窓口が一本化されることで、手続きの手間が減り、管理も簡素化されます。複数の業者とやり取りする必要がなくなるため、担当者の負担も軽減されます。トラブル時の対応も、窓口が一つであればスムーズです。

グライドパスが提供する法人PC買取・リユース支援

株式会社グライドパスは、法人向けのPC買取とリユース支援を専門に提供しています。ここでは、当社のサービス内容と特徴をご紹介します。

当社のサービス概要と特徴

グライドパスは、企業のPC処分に関するあらゆるニーズに対応します。安全性と効率性を両立させたサービスを提供しています。

法人専用の安全なデータ消去・証明書発行体制

当社では、ADEC認定のデータ消去ソフトを使用し、確実なデータ消去を実施します。DoD方式やNSA方式など、高度なセキュリティ基準に対応しています。SSDについても、専用の消去方法を用いて、安全に処理します。

消去完了後は、機器ごとにデータ消去証明書を発行します。証明書には、シリアル番号、消去方法、実施日時などが詳細に記載され、監査対応にも万全です。PDFデータでの提供も可能で、デジタル保管に対応しています。

買取・下取り・廃棄を一括で対応

価値のあるPCは買取、新規購入時は下取り、古い機器は廃棄と、すべてを一括で対応します。企業は窓口を一本化でき、手続きの負担を大幅に削減できます。

複数の処分方法を組み合わせることで、コストを最適化します。例えば、新しい機種は買取で収益を得て、古い機種は無償回収とするなど、柔軟なプランを提案します。お客様の状況に応じて、最も有利な組み合わせをご提案します。

全国対応・大量案件にも柔軟に対応可能

当社は全国に対応ネットワークを持ち、どの地域でも同じ品質のサービスを提供します。数台から数百台規模まで、柔軟に対応します。北海道から沖縄まで、全国どこでも対応可能です。

複数拠点を持つ企業の場合、各拠点での回収を一括で調整します。スケジュール管理から作業報告まで、すべてを当社が担当し、企業の負担を最小限に抑えます。専用の管理システムにより、進捗状況をリアルタイムで把握できます。

環境配慮型リユース・リサイクルへの取り組み

グライドパスは、環境への配慮を重視したサービスを提供しています。循環型社会の実現に貢献します。

再利用率向上と廃棄ゼロを目指す仕組み

当社では、回収したPCの再利用率向上に取り組んでいます。動作確認とクリーニングを徹底し、可能な限り再販する仕組みを構築しています。年式が古くても、需要のある機種は積極的にリユースに回します。

再販が困難な機器も、部品取りや資源回収により、廃棄ゼロを目指しています。基板からの貴金属回収、プラスチックのリサイクルなど、徹底した資源活用を実践しています。最終的な廃棄物を最小限に抑える取り組みを続けています。

CO₂削減と企業の環境報告書への貢献

PCリユースにより、新規製造に比べてCO₂排出量を大幅に削減できます。当社では、リユースによるCO₂削減量を算出し、企業の環境報告書に記載できるデータを提供します。

こうしたデータは、ESG評価の向上やステークホルダーへのアピールに活用できます。環境経営を推進する企業にとって、有益な情報となります。具体的な数値データにより、環境への貢献を可視化できます。

循環型社会を支えるPCリユースの役割

限りある資源を有効活用することは、企業の社会的責任です。PCリユースは、循環型社会の実現に直接貢献できる取り組みです。

当社は、単なる買取業者ではなく、企業のサステナビリティパートナーとして、環境配慮型の処分を支援します。共に持続可能な社会を築いていくことを目指しています。お客様と一緒に、より良い未来を創造したいと考えています。

導入事例と効果

多くの企業が、グライドパスのサービスを導入し、成果を上げています。ここでは、代表的な事例をご紹介します。あくまでも一例のため、ご参考程度にご覧ください。

コスト削減とセキュリティ強化を同時に実現

ある製造業の企業では、300台のPCを一斉に入れ替える際に当社を利用しました。買取により約200万円の収益を得て、新規購入費用の一部に充当しました。実質的な入れ替えコストを大幅に削減できました。

同時に、データ消去証明書を取得することで、情報漏えいリスクを回避しました。内部監査でも高い評価を受け、セキュリティ体制の強化につながりました。経営層からも、コストとセキュリティの両面で評価されました。

中小企業から大企業まで幅広く導入

当社のサービスは、企業規模を問わず利用されています。中小企業では、手間のかからないワンストップサービスが評価されています。担当者が少ない企業でも、負担なく処分を進められます。

大企業では、全国の複数拠点を一括で対応できる点や、大量案件にも柔軟に対応できる体制が支持されています。それぞれの企業に合わせたカスタマイズプランを提案します。

CSR・ESG活動の一環としての評価

PCリユースの実績を環境報告書に記載し、CSR活動として公表している企業も増えています。ステークホルダーからの信頼向上につながっています。

特に、上場企業や公的機関では、ESG評価の向上に貢献できる点が評価されています。当社のサービスは、企業価値向上の一助となっています。投資家や取引先からの評価も高まっています。

当社株式会社グライドパスにおまかせください。

使わなくなったPCの処分でお悩みなら、株式会社グライドパスにお任せください。当社は、法人PC買取とリユース支援の専門企業として、数多くの実績を積み重ねてきました。

PC販売から初期設定、データ移行、そして使用済みPCの買取・下取りまで、すべてをワンストップで提供します。複数の業者とやり取りする手間を省き、効率的な処分を実現します。お客様は、一つの窓口で完結できるため、管理の負担が大幅に軽減されます。

データ消去については、ADEC認定の高度なセキュリティ基準に対応しています。消去証明書の発行はもちろん、物理破壊にも対応し、企業の情報セキュリティを確実に守ります。監査対応も万全で、内部統制の観点からも安心してご利用いただけます。

買取価格についても、適正な査定を行い、市場価値を最大限に評価します。まとまった台数であれば、さらに有利な条件を提示できます。見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。他社との相見積もりも歓迎いたします。

また、環境配慮の観点からも、当社のリユース・リサイクル体制は高い評価を受けています。CO₂削減量のデータ提供により、企業の環境報告書作成もサポートします。ESG経営を推進する企業にとって、有益なパートナーとなります。

全国どこでも対応可能で、複数拠点の一括回収にも対応しています。スケジュール調整から作業完了まで、当社が責任を持って管理します。進捗状況は随時報告し、透明性の高いサービスを提供します。

PC処分に関するあらゆるご相談に対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが、お客様の状況に最適なプランをご提案いたします。お電話、メール、Webフォームから、いつでもご連絡ください。

まとめ

使わなくなったPCの処分は、企業にとって重要な課題です。単に廃棄するのではなく、買取やリユースを活用することで、コスト削減と環境責任を両立できます。

従来は保管スペースを圧迫し、廃棄費用の負担となっていた不要PCも、適切な方法で処分すれば資産として価値を回収できます。法人PC買取を利用することで、廃棄費用をゼロにするだけでなく、収益を得ることが可能です。数十台、数百台規模であれば、まとまった金額を回収でき、新規導入の予算に充てられます。

重要なのは、セキュリティの確保です。データ消去証明書を取得し、信頼できる業者に委託することで、情報漏えいのリスクを回避できます。論理消去と物理破壊を適切に使い分け、企業の機密情報を確実に保護しましょう。個人情報保護法やマイナンバー法への対応としても、適切なデータ消去は必須です。

PCリユース市場は拡大を続けており、中古PCへの需要も高まっています。リモートワークの普及や教育現場での活用など、再利用の機会は広がっています。企業がリユースに積極的に取り組むことは、循環型社会の実現に貢献する社会的意義のある活動です。

業者選定では、産業廃棄物収集運搬許可や古物商許可の確認が必須です。見積もり条件の透明性や、データ消去の実施体制、証明書発行の確実性など、複数の観点から総合的に評価しましょう。第三者認証や取引実績も、重要な判断材料となります。

買取・下取り・廃棄を一括で対応できる業者を選ぶことで、手続きの手間を大幅に削減できます。全国対応や大量案件への柔軟な対応力も、重要な選定基準となります。窓口が一本化されることで、管理がシンプルになり、担当者の負担も軽減されます。

環境配慮の観点からも、PCリユースは重要な取り組みです。CO₂削減量を算出し、環境報告書に記載することで、ESG評価の向上やステークホルダーへのアピールにつながります。投資家や取引先からの評価も高まります。

株式会社グライドパスは、法人PC買取とリユース支援の専門企業として、安全で効率的なサービスを提供しています。データ消去から買取、環境報告書用のデータ提供まで、トータルでサポートいたします。

使わなくなったPCを賢く処分し、コスト削減と環境責任を実現しましょう。まずはお気軽にご相談ください。専門スタッフが、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。PC処分に関するあらゆる課題を、当社が解決いたします。

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